スノーボード初心者はキャンバーボードを選べばうまくなる?

スノーボードの板の形状は大きくキャンバー、ロッカーに分類されるが、ここ数年でダブルロッカー、ハイブリッドキャンバー、ダブルキャンバーなどなど様々な形のものが登場しました。

その中でもキャンバーボードは長くから愛されている形状で現在も強い人気を誇ります。

初心者を上達させるのはキャンバーボードという人も多いです。

結論から言えば、フラット、もしくはハイブリッドキャンバーがおすすめです!

なぜそう考えるのか?全部お伝えします!

目次

1.まずはスノーボードの形状について知ろう

スノーボードには様々な種類の形状があります。

キャンバー、ロッカー、ダブルキャンバー、ダブルロッカーなどここ数年で様々な種類の形状が出てきました。

ボード形状

マウスで曲線を描くのはなかなか難しいということを実感。。

はい、私が書きました。(絵心に関するクレームは受け付けませんっw)

わかりづらいかもしれませんが、これらはスノーボードの板を真横から見た時のもの。スノーボードの板はプレスされてそれぞれの形状になっているのです。

1-1.スノーボードのキャンバー形状とは?

まずキャンバーとはスノーボードで最もオーソドックスで多くのスノーボーダーに愛されている形状です。最もベーシックな形とも言えるでしょう。

平地に板を置くと板の中心が浮く形状になっています。

ぐっと踏み込むとエッジが雪面にしっかりと食い込んでカービングできます。また、反り返っている分、蹴ると反発で跳ねることができます。

カービング滑走もジャンプなどのトリックにもオールマイティーに楽しむことができますが、ノーズ、テール部分のエッジがかかりやすくなることがあり「逆エッジ」になりやすいとも言えます。

最近はどのメーカーもキャンバーボードは少なくなり、ALLIANのPRISMがライダーにも人気で長く愛されています。

1-2.スノーボードのロッカー形状とは?

次にポピュラーなのはロッカーです。ロッカーはキャンバーの逆の形であり、センターが接地してノーズとテールが浮く状態になる形状です。

踏み込んでもノーズとテールの接地面は少ないため、簡単に曲がりやすい特性があります。

踏み込みが弱くてもノーズテールは浮いているため、引っかかりにくく逆エッジになりにくいとも言われています。

そのためグランドトリックでの取り扱いもしやすいとも言われます。

また、パウダースノーを滑走する際にソールの形状からノーズが浮きやすく浮遊感を味わえるでしょう。

1-3.スノーボードのフラット形状とは?

そしてフラット形状とは接地面が正しくフラットのものを言います。

ブランドによってどフラットのものだったり、ビスカラビスまでの両足間がフラットのものなど、各メーカーによって変わります。

フラットボードの良いところは板をしっかり踏めなくても接地面が確保されるためエッジが噛みやすいです。

そのため板の操作がしやすいと言えます。

1-4.スノーボードのダブルキャンバーとは?

ダブルキャンバーはまさしく言葉通り二つのキャンバーがあるということです。

足元にキャンバーがあることからふむ、抜く、作用で板の反発が使えるようになります。

板の中心が雪面を捉えているので回転しやすいです。

つまり、思ったよりも早く板が反応するためターンが容易であるということですね。

しっかり踏むことでロッカーに近い効果を発揮するので逆エッジにはなりにくいといえます。

その他にもありますが、以上を知っていれば知識として十分オッケーです。

2.私はハイブリッドキャンバーの形状を選びます。

ちなみに、私の愛用している板はハイブリッドキャンバーという形状です。

RIDE SNOWBOARDSではKINKやBURNOUTレディースではBACK TALK(元々はOMG)という板に採用されています。

ハイブリッドキャンバーの特徴は一言で言うと、キャンバーとロッカーのいいとこ取りです!

両足間がキャンバーで、テール・ノーズはロッカー形状です。

テール、ノーズ付近にロッカーが入ることによって、キャンバー形状だと逆エッジが起こりやすい雪面への引っ掛かりが起こりにくくなるのです!

逆エッジが起こらないけど、キャンバーボードのように板を踏める、そして自分のパワーが伝わる。

キャンバーと同じような反発(ライドではポップ感といいます)が得られるのです。

雪面のグリップとポップ感が好きで、私はハイブリッドキャンバーを選びます。

ハイブリッドキャンバーという名称はどのスノーボードメーカーも統一ではないため、別の呼び方もあるので注意して欲しいところです。

3.スノーボード初心者にとってキャンバーボードがベストなのか?

はい。本題ですね。

結論から言うと初心者が扱いやすいボード形状は、フラット、もしくはハイブリッドキャンバーです。

3-1.フラットやハイブリッドキャンバーが初心者には優しい

一昔前まではスノーボード初心者はキャンバーボードでスキルアップを狙う!でした。

確かに、キャンバーボードはいいのですが、脚力のない女性の場合は特に板に力が伝わりきらず、扱いきれないことが多いです。

言い換えるとキャンバーボードを扱えるようになれば、ある程度は滑れる状態(板を踏めているということ)は確かです。

なのでベストといえばベストですが、本当に本当に初心者の方や、脚力の弱い女性にとって、思い通りに操作できる板だ!と思うには、ある程度時間が必要です。

キャンバーボードだと楽しむ敷居が高くなるように感じます。

そこで、私のオススメはフラットボード、もしくはハイブリッドキャンバーです。

ハイブリッドキャンバーでも、あまり固すぎないものが良いでしょう。

脚力に自信のない方はフラットボードを選択ください。

3-2.なぜ、フラット、もしくはハイブリッドなのか?

そこを説明していきましょう。

スノーボードを始めた時はターンができるようになるまでに時間がかかります。

大きな弧を描くイメージでターンをするのですが、始めは苦手な向きや曲がりにくいと感じる方向があります。

その際に「曲がりやすい」ということが重要になるのです。

下半身をあまり使わなくてもかんたんに曲がることができることはターンの感覚を早く得るには大切な要素と言えます。

ターンを習得したい!を目標とする初心者スノーボーダーさんにはけっこう大事なことです。

そのため、ターンができるようになりたい!

というかたはフラットボードで始めることをおすすめします。

初心者さんの中でも、

ターンはできるようになって、もっと完成度を上げたり、

さらなる上達を目指したい!

という方はハイブリッドキャンバーがおすすめです。

フラットボードよりも板を「踏む」感覚をやしなうことができるのはハイブリッドキャンバーと言えます。

ターンを自分のものにする過程で「板を踏む」感覚を得て、スノーボードが上達します。

スノーボードの上手い下手はいかに板を自分の足のように扱えるか、ってこと。

つまり、板さばきであり、踏めている感。なんですよ。

以上のことを参考にスノーボードの板の形状も考えて選んでいただけると幸いです。

4.まとめ

スノーボード初心者と言っても、ターンが苦手な初心者さん、ある程度滑れるようになってきた初心者さんとレベルの感じ方はそれぞれです。

私のおすすめはフラットボードでスノーボードを始める、そしてステップアップにハイブリッドキャンバーボードを選ぶことです。

楽しく上達するために参考にしてみてくださいね!

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