初心者でも失敗しない!スノーボードブーツの選び方をプロが解説しました

スノーボードの用具の中で一番こだわるべきものはブーツです。

ブーツが足にあっていないと、楽しいはずのスノーボードがただつらい・・・ということになりかねません。

体にフィットするものは一番こだわりましょう。

足の形も千差万別!

自分に適したブーツの選び方をスノーボード初心者さんこそ、知っておきましょう。

目次

1.スノーボードブーツの選び方が最重要項目である理由

スノーボードを経験したことがある人のほとんどの方はこういうと思います。

「スノーボードのギアで一番大事なのはブーツだ」と。これは私も大賛成です。

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なぜかというと、ブーツがあっていないとスノーボードすることが苦痛に変わってしまうからです。

ブーツがあっていないと、靴擦れを起こしたり、足のどこかが当たってどんどん痛くなるなどという痛い思いをします。

なので、自分の足に合っているブーツを必ず見つけましょう。

足の形は人それぞれ違います。

足幅の広い人、狭い人、甲の高い人、低い人、外反母趾の人など色んな人がいますよね。

普段の靴でもなかなか自分に合うものがない、という方もおられるのではないでしょうか。

普段の靴もあっていないと痛い思いしますよね。

スノーボードブーツも一緒です。

そんな痛い思いをしてスノーボードが楽しくない!

なんてことにならないように、スノーボードブーツは自分に合ったものを選びましょう。

自分の足に合ったブーツと出会えれば、スノーボードすることに集中でき、もっと楽しくなること間違いないですよ。

2.スノーボード初心者さんはまず初めにブーツを買おう

スノーボードのギアには板、バインディング、ブーツ、アウターウェア、ゴーグル、グローブ、インナーウェアなどなど多くのものがありますよね。

その中で真っ先に買って欲しいものが、スノーボードブーツです。

2-1.ブーツはレンタルじゃダメなの?

ブーツはレンタルもあります。でも、レンタルブーツは、長い間、色んな人に使われるので衛生面もイマイチ。

なおかつ、本来の機能を万全に果たせないほどくたびれている場合もあります。

最近ではEVAを使用した丸洗いできるインナーを使用しているところも出てきました。

そのおかげで衛生面は改善されたところもあるでしょうし、まだ導入途中であったりと課題はたくさんあります。

長く使われていることで、ブーツのアウターもクタクタになっていることもあり、捻挫しやすいこともあるでしょう。

さらには、レンタルで借りたものがあなたの足の形に合うとは限らないので、合わなかった人は痛い思いをしたかもしれません。

以上のことから、まず初めにマイブーツをゲットすることをすすめています。

2-2.ブーツはアフターフォローも考えてショップで購入がベスト

あなたの足にあうのはどこのブーツでしょうか?

スノーボードショップでブーツを購入する際は、足のサイズを測り、最適なサイズのブーツをおすすめしてくれます。

普段の靴も参考にしますが、一度きちんと計測してもらいましょう。

測ってもらったサイズを元にブーツを試着し、合うものを見つけます。

 

「インターネットの方が安いし!」

とサイズを調べてネットで購入するのは、残念ながらおすすめしません。

ブーツも各メーカーでサイズ感も変わるし、モデルによってもインナーや幅やカカトのフィット感も変わります。

たくさんのモデルを履いて、もっともフィットするものを選びましょう。

メーカーやモデルによって足幅のサイズが変わりますし、甲の高さもそれぞれです。

足の形、くるぶしのあたり方、かかとの浮き具合、ブーツの硬さなどを試着して痛くないか、しんどくないかをチェックしましょうね。

 

特にスノーボード初心者さんは、まずはショップで選ぶことをおすすめします。

ブーツの履き方を実は間違えている場合もあるからです。

正しい履き方をすれば、さらに機能を発揮してくれますよ。

詳しい選び方は次の章でお伝えしましょう。

3.初心者さんもどんなブーツがあるか知っておこう

それでは、スノーボード初心者さんでも、自分に適したブーツが見つけられるようにブーツについて説明しましょう。

まずはブーツの構造を理解しましょう。

ブーツには一番外のアウターと呼ばれる部分と、実際に足に密着するインナーブーツ、そしてインソールが入っています。

アウターの部分の大きな違いは「どうやってブーツをきつくしめていくか」ということです。

3-1.紐のブーツの場合

オーソドックスな紐でしめるタイプ、紐を引っ張るとしめられるスピードレースタイプ、そしてBOAと呼ばれるダイヤルでしめるタイプの3つに分けられます。

まず、紐でしめるタイプのメリットは「自分で好みのきつさに、細かく調整が可能であること」「万が一紐が切れても、自分で交換が簡単であること」が挙げられます。

マイナス面としてきつく締めるのが大変だったりコツがいることです。女性など力の弱い方は好みのきつさまで締めるにはコツと慣れが必要になることもありますね。

3-2.スピードレースタイプの場合

続いてスピードレースタイプ。

持ち手を持って上に引き上げることで、ブーツがしまります。

そのため、メリットは「オーソドックスな紐に比べて簡単に楽にしめる」ことです。

脱ぐときも簡単に緩むので、脱ぐときも簡単です。

デメリットとして、留め具等などが故障してしまった場合、自力で直せない場合があります。

この場合は、販売店からメーカーに修理を依頼するといいでしょう。

3-3.BOAの場合

最後にBOAタイプ。

ダイヤルを回せば、ワイヤーが巻き取られて、しまっていくという仕組みです。

ダイヤルを回すだけなので「ブーツを締めるのに力がほとんどいらず楽」です。

本当に簡単に締まります。

全体がしまるタイプと、ダブルBOAといって足の甲部分とスネ部分に分けて締めることができるタイプがあります。

ちなみにRIDEの場合、タンと呼ばれる足首部分だけをしめることができ、足首からカカトにかけてホールド感を得られるタイプもあります。(著者はこれ一択。マジ最高です)

モデルにより変わるので要確認です。とにかく、昔よりもBOAの使い勝手が良くなっているでしょう。

デメリットとして、ワイヤーが切れたときの交換にコツがいり面倒であること、ダブルBOAの場合に細身パンツの裾が入らないことがあることです。

アウターのブーツをしめる方法のチョイスで、好みのブランドや形が出てくると思います。

3-4.インナーの話

続いてインナーのお話。

初心者さんでも足の形に不安がある方はここをこだわった方がいいでしょう。

インナーには熱成形して自分の足型にブーツを記憶させる(ブーツを焼くという)ことのできるものがあります。

DEELUXブーツやRIDE SNOWBOARDSやK2で使用されている、インチューションのインナーは熱成形することでフィット感が向上します。

熱成形することで初回からブーツが足に馴染み、スノーボードすることをスムーズにしてくれます。

または、熱成形しなくても使用するうちにじわじわと自分の足型に成熟していくインナーを使用しているところもあります。

代表的なものとしてBURTONのブーツが挙げられるます。

が、BURTONも熱成形した方が実はいい・・なんてことも言われているのでお店の人に聞いてみてくださいね。

 

アウターとインナーの特徴を理解して、次の章で試着の際の着眼点を理解しましょう。

4.スノーボードブーツを試着する際の注意点と選び方

ここまできたら初心者さんも大体のスノーボードブーツの種類が分かったかと。

実際にスノーボードショップに足を運んで、自分の足に合うブーツを探して、試着してみましょう。

試着する際のポイントがいくつかるので、初心者さんにもわかりやすく説明します。

4-1.スノーボード用の靴下を忘れない

まずはブーツを試着する際はスノーボードで使用する靴下を忘れず持って行きましょう。

厚手の靴下を持っていくといいです。

足を計測し、サイズがわかったら自分のサイズのブーツを準備してもらいましょう。

靴下をしっかり伸ばします。

しわになる部分が当たると足が痛くなる原因になりますので注意を。

4-2.しっかりカカトを合わせてからブーツの紐をしめる

ブーツに足を通したら紐をしめる前に、しっかりかかとを合わせましょう

床をかかとでトントンとぶつけてください。

このかかとに合わせることが大事です。

必ずしてくださいね。

この時、つま先が当たるようだとそのブーツのサイズが小さい可能性があります。

その際は店員さんと相談しましょう。

 

インナーブーツの紐をしめます。しめ加減は好みで。ない場合もあります。

アウターブーツもしめましょう。

4-3.ブーツの試着には時間をかけること

好みのかたさまで紐がしまったら立ち上がり、屈伸したり歩いてみましょう。

つま先に体重をかけるような動作もしてみましょう。

かかとが浮くような感覚はありませんか?

その場合はサイズが合っていない可能性もあります。

足のどこかが当たって痛くなることはないでしょうか。

5分は必ず試着して、足が痛くならないか、当たっているところがないかとチェックしましょう。

 

この作業を怠らず、自分の足にフィットするブーツを見つけるのです。

大事なことなので妥協せず、自分のベストブーツを選びましょうね。

初心者だからわからない・・・となった場合は、店員さんと相談しながら決めるといいブーツが見つかるでしょう。

4-4.余裕があればインソールもこだわるとなおよし

ブーツの選択とともにインソールもこだわる方が足が疲れにくくなります。

SUPERFEET(スーパーフィート)やBANE INSOLE(バネインソール)などのようなインソールを買い使用することで、フィット感がアップしたり、足の指を上手に使うことが可能になります。

扁平足の場合、アーチのサポートにもなり、疲れにくさやむくみにくさを実感することもあります。

また、インソールはセミオーダーやフルオーダーで作成してくれる整骨院やクリニックもありますね。

アスリートや足にクセのある人は自分のインソールを作る人が多いです。

お金に余裕があればぜひトライしてみてください。

足裏が変われば世界が変わりますよ。

5.まとめ

スノーボードで大事なのは足元。ブーツはスノーボード初心者さんも妥協せずしっかりこだわって見つけて欲しいギアです。

今回の記事を参考に選び方を覚えてあなたのパフォーマンスを上げるベストなブーツを見つけてくださいね。

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