スノーボードではビンディング(バインディングもしくはバインとも言う)の取り付け角度やビンディング同士の広さ(スタンス)によって滑りやすくなったり、滑りにくくなったりすることがあります。

でも初心者さんにとっては何がどういいのかなんて知らないとわからないですよね。もしかしたら今より上達のスピードを早めるセッティングがあるかもしれません。何がいいのか参考にしていただければと思います。

スノーボード初心者さんはまずはビンディングの名称を知ろう

スノーボードで板と足をつなげてくれるアイテムをビンディング(バインディングもしくはバイン)と言います。どの呼び方でも通じますが、海外ではビンディングはスキーのビンディグを指し、バインディングはスノーボードのビンディングを指すと言われる説もあります。

スノーボードの板にビンディングをつけ、スタンスというビンディング同士の幅や取り付けの角度(アングル)などを決めてつけることをセッティングと言います。今回はビンディングのセッティングの話です。

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ビンディングの各部名称をまずは覚えましょう。

ビンディングはふくらはぎに当たる大きな部分をハイバック、ハイバックの底、足を置くところをベースプレート、ブーツのかかと側の当たる部分をヒールカップ、足首を押さえる部分をアンクルストラップ、つま先部分を押さえるところをトゥストラップといいます。ストラップについているカチカチするところをラチェットと言います。このぐらいの名称を知っていればビンディングについては言葉のキャッチボールが可能でしょう。

あなたの今のビンディングはどんな角度になっている?

さて。あなたの今のビンディングは誰がつけたでしょう。

買った時のスノーボードショップの状態のままでしょうか。それとも友達につけてもらったのでしょうか。それとも自分でつけたのでしょうか。

まじまじと自分のビンディングを見たことがありますか。どんな風についていたとか、板に取り付けるときの角度、スタンスなど覚えているでしょうか。

レッスンで使用されているボードのビンディングのつき方があまりにもひどく度々調整させていただく、ということが非常に多く感じます。ビンディングのつけ方、外し方を知らないという人も結構います。

まずは自分のビンディングがどうなっているのかに興味を持ってみましょう。あなたのスノーボードがなくてレンタルのスノーボードを使うときも借りた時にどんな風に付いているか興味を持ってみてみましょうね。

ご自身のギアの方は自分で調整することでさらに愛着がわきますので何が自分に合うのか、いろいろとセッティングを変えて探しましょう。

スノーボードで目指すスタイルによってビンディングのつけ方を変える

スノーボードでは板に対してビンディングのつけ方が変わることによって様々なシチュエーションで滑りやすくなります。

フリーラン、パーク、パウダー、カービング、グラトリなどそれぞれ滑りやすくなる角度があるとも言われています。

例えばフリーランでは前振りな取り付けの角度をお勧めしたり、グラトリやパークではスイッチもするのでダックススタンスだったり、パウダーでは前振りに加えてセットバックというビンディング自体をスノーボードの板の後ろめにつける方が乗りやすかったりというのが一般的です。

そうじゃなくてももちろん滑れますし、個人個人感じ方は違いますのでこれが正解!というのは100%はないと思ってください。参考程度にして違和感を感じればちょっと面倒ですが色々と変えていきましょう。

初心者さんにわかりやすく伝えると、前振りとはメインスタンス方向につま先を振ることをプラス表記、メインスタンスとは反対向きにつま先を振ることをマイナス表記するので、前振りとは両足ともメインスタンス方向に向けることを指しています。

参考として、フリーランは前足21〜15度に後ろ足−3〜3度、パークやグラトリでは前足18〜12度に後ろ足−12〜0度でしょうか。

幅をもたせているのはそれぞれ好みがあるからです。個人的にはパウダーもパークもフリーランも前足15度の後ろ足0度にしています。後ろ足0度でもスイッチフリーランはできます。

膝の怪我予防にもあまりにも過度すぎるダックススタンスはお勧めしません。後ろ足は大きくても−6度でいいんじゃないかと個人的には思っています。

まずはスノーボード初心者さんにオススメのビンディングの取り付け角度はこちら

さて、それぞれの目的に合わせた角度について書かせていただきました。いっぱいあっても初心者さんには何のことだか、ですよね。とりあえずターンがうまくなりたい!スイスイと滑れるようになりたい!というのであれば少し前振り目のセッティングをお勧めします。

迷ってしまう!という人はまずは前足18度の後ろ足3度にしてみましょう。どちらかというと前振りです。

後ろ足を3度にしたのはメインスタンス前で滑っていたのに思いもよらぬ形でスイッチになった時にある程度耐えられるのではないかと思ったからです。なんなら0度でもいいんじゃない?とも思います。

まずはこのセッティングにしてみて、違和感を感じる、なんかしっくりこない、他のアングルも変えたい!と思えばどんどん変えて自分のしっくりくる取り付け角度を探しましょう。

みなさんの体は一人一人違いますの誰しもが心地よい取り付け角度が一緒とは限らないのです。初心者さんは迷っちゃうのでまずはこの角度にして少しずつ変えてみましょう。ちなみにディスクの1きざみは3度なので気をつけましょうね。

ビンディングのセッティングは角度以外にどんなことができるのだろう

ハイバックとブーツの隙間が開けば、うまく力が板に伝わらずにターンで苦労することがあります。その場合はハイバックを調整します。「フォワードリンを入れる」と言ってハイバックを前に倒すようなセッティングにするのです。そうするとつま先側が踏みやすくなりカービングターンがしやすくなります。

ビンディングのヒールカップとブーツが合うことも大事です。うまくフィッティングしないとそれぞれのギアの最高のパフォーマンスは期待できません。ビンディング、ブーツともお互いの相性が良いかを確認して購入することをお勧めします。

さらにブーツとビンディングをつけた状態でセンタリングの調整を行うことで効率よく板に力が伝わりやすくなります。かかと側もつま先側も板から同じぐらいずつ出るように調整すると良いでしょう。

他にはベースプレートにカントという、足裏に力が入りやすいようにほんの数度角度を入れたプレートも販売されているので、板にもっと踏めるようになって効率よく力を伝えたい!と思う方はそのようなベースプレートの購入も検討されてもいいでしょう。

RIDEのビンディングのベースプレートはもともとカントが入っているのでビンディングを選ぶ際に候補に入れてもいいと思います。

まとめ

スノーボードのビンディングは結構いろんな調整が可能でそれぞれの好みに合わすことができる繊細な部分とも言えます。

バインディングの取り付けの角度、スタンス、ハイバックなど自分好みが見つかれば上達の近道になると言えます。

お勧めはそれぞれのお勧めであり100%あなたに合うかはわかりませんので初心者の方はどんどんいろんな角度に挑戦してみましょう。

膝を曲げやすい、滑りやすい、こけにくくなったなど何かかわるものがあればそれがあなたにとってのベストかもしれません。

 

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