スノーボードは自然を相手にした遊び。そのため天候に大きく左右されます。雪だったり、晴れだったり、時には雨だったり。はたまた寒かったり、暖かかったりするものです。

雪のコンディションもパウダー、圧雪、湿雪、シャバシャバの雪、そして青光りのアイスバーンのことも。アイスバーンって固くて怖いですよね。そんなアイスバーンとなくよくなれそうな方法を提案してみます。

そもそもなんでアイスバーンって怖いんだろう?

日中は楽しくスノーボード。気温がそこまで低くなく、天気のいい日なんて楽しい!しか感じませんよね。しかしそんな日ほど注意。15時あたりから少しづつ冷えてきて楽しかった雪面が気がつけば固くアイスバーンなんてことも。

柔らかい雪の上ではあまり感じませんが、滑る雪面が硬いバーンになった途端に緊張感が走ります。もしも青光りしていたときなんてゴクリと生唾を飲む勢い。そう。「ガガッ!ガガッ!」とターンしたりするときの音でドキドキしてしまいますよね。

IMG_9646

その音で感じてしまうのですよね。「やばい。これは転けたときに痛い目にあうぞ。」と。実際、その状態の雪面は柔らかくはありません。青光りしていればアイスリンクと同じです。硬い雪面で転ければもちろん痛いですし、ひどい転け方をすると怪我にもつながります。

アイスバーンでは、雪面が固くなっているのでスノーボードのエッジが刺さりにくくなります。自分でしっかりスノーボードの板を踏んでエッジを刺しに行かないと刺さらなくなります。この滑りをするのは初心者の方にはなかなか難しいことです。自分では踏んでエッジを効かせているつもり、でも実はできていないなんてこともあります。

ツルツルの硬い斜面で、エッジも刺さらなければ滑っているときの状態はバランス頼みとも言えます。そのときの感覚が特に恐怖心を煽ります。自分の思い通りにいかずスピードが加速すれば恐怖で腰も引けます。後ろ過重になってさらに加速。怖くなってブレーキも効かず転倒!なんて覚えありませんか。

ここまで読んだあなたはきっとアイスバーンの恐怖を思い出してしまったと思います。その状況をちょっとでも楽しめるようになるために何を変えるか、提案しましょう。

まずは自分のギアを確認しよう!スノーボードは?プロテクターは?

まずはスノーボード。アイスバーンを滑る上で大事なのはエッジです。長い間自分だけでメンテナンスしているとエッジはどんどん丸まってしまいます。包丁も長く使えば切れ味が悪くなりますよね。スノーボードのエッジにも同じことが言えます。

自分ではエッジの調整はできませんので、お勧めとしてはシーズン終わりに1年に1度はチューンナップに出すことです。ソールの手入れも一緒にしていただいてまた気持ち良く自分のボードを使用することができます。レンタルボードを使用している場合はこのケアは難しいと思うので自分のスノーボードの板を手に入れたときはぜひ参考にしてください。

私もスノーボードを始めたてのときはたくさん転んでいたかった思い出があります。ある存在を知らなくてお尻にバスタオルを入れて滑っていました。そして知ったのです。プロテクターという存在を。

初心者のあなたはプロテクターをつけていますか?まずプロテクターの存在をしていますか、というところから始めたほうがいいかもしれません。体を守るプロテクターには様々なものがあります。お尻を守るヒッププロテクター、手首を守るリストプロテクター、肘を守るエルボーパット、膝を守るニーパット、背中・肋骨を守るボディプロテクター、そして頭を守るヘルメットなど。

ARK,ebi’s,SANDBOX,burnなどのメーカーからプロテクターが発売されているのでチェックするといいでしょう。私はARKのSPS HIP PROTECTERを使用していますが、細身のパンツでもシルエットを崩すことなく、フィット感もあり、かつ衝撃吸収もバッチリなので新しい技に挑むときも安心感が得られます。

このようにプロのライダーも新しく挑戦するときは身体を守ることも考えるので、ぜひ初心者の方はまずは道具で身体を守っていただきたいというお節介心です。怪我すると辛いですからね。守れるものは守りましょう!

スノーボードでアイスバーンを滑る時に気をつけたいこと

アイスバーンが好きな人はあまりいないと思います。「硬い方がいいでしょ!ひゃっほい!」という人はあまりこの章は参考になりません。悪しからず。

まず人間は怖いと思うと目線がどうしても近くなってしまいます。実に足元が気になるのですね。これが転けやすい原因なのです。目線が近くなる、ということは頭が動きやすくなるということなのです。人間の頭は身体の中でも重たい部分です。これが動くということは実にバランスが悪くなるということなのです。ですので、頭がぶれないように目線は遠くを見る、というのを心がけましょう。

そして、ちょっとしたボコボコに対応できるように膝を柔らかくして腰を落としましょう。膝に力が入って下半身棒立ちの場合、ちょっとしたボコボコでも簡単に転けてしまいます。でも前記のような姿勢の場合は多少の衝撃でもバランスをとることができるのです。

また、転けるときも姿勢が高いところからこけるよりも小さい状態で転けたときの方が衝撃が小さくてすむので、やはり膝を柔らかくして腰を落として気持ちコンパクトになってみましょう。

人間緊張すると力が入るので、まずは深呼吸して気持ちを落ち着けてみましょうね。声を出すと緊張は溶けるので友達と声かけあいながら滑ることもいいかもしれません。

初心者でもアイスバーンで遊んでみよう

では以上のことを参考にしてアイスバーンを滑ってみましょう。慣れないうちは、自分のコントロールできるぐらいのスピードでうまくブレーキを効かしながらターンにも挑戦しましょう。ヒールサイド、トゥサイドと両方とも練習しましょう。怖いときは得意な方だけでもいいです。まずは少しずつ慣れてみましょう。

急な斜度でどうにもこうにも立つことも無理だ!という場合はゆっくり滑り台を滑るような感覚で苦手なところは避けるという手もありです。怖いときは十分びびったぐらいの方がいいと言えます。怪我しないことが一番なので。

少しずつ慣れてきてコントロールできるスピードが速くなってきたら、ターンをしてみたり、あえてエッジをかけずに滑らせて遊ぶという方法もあります。その際、他のスノーボーダーに当たらないように周りを見て行いましょう。

アイスバーンでターンを見つめ直すのもいいかもしれません。アイスバーンのターンほどコントロールが難しいからです。逆を言うとアイスバーンでターンできるようになればそれはあなたが上達しているといっても過言ではありません。

まとめ

どんなにスノーボードに慣れていてもアイスバーンを滑るときはドキドキするものです。そう、転けると痛いから。そしてスノーボードをコントロールする技術を求められるからです。それゆえ初心者の人は緊張しやすいと思います。

アイスバーンでの転倒での怪我が最も多いのでぜひプロテクターをお勧めします。転けるときは絶対手をついてはいけませんよ。これだけは約束してください。うまく身体で柔らかく受けとめてください。ということで、転け方もしっかり練習することをお勧めします。

関連記事はこちら!