スノーボードにワックスをかけよう!セットで買うのもおすすめです

スノーボード は雪の上を滑るスポーツ、アクティビティ。そのためボードがよく滑らないと楽しくないです。

スノーボードが常に滑るようになるには、雪と接する面、ソールにワックスが入っていることがとても大事です。

あなたのスノーボードのソールは今どうなっていますか?ワックス入ってますか?

と、今回はスノーボードワックスについてお話しします。

この記事にはPRを含みます

目次

1.スノーボードにワックスが必要な理由は?どういうときに必要?

スノーボードとは雪の上を滑る遊びです。

1-1.すべらないボードはおもしろくない

つまり、スノーボードの板が雪の上をストレスなく滑らないとおもしろくないということです。

スノーボードのソールは目には見えにくいですが実はボコボコだったり、摩擦でケバ立っています。

このケバやボコボコをワックスを入れて、なめらかにしてあげることで滑走性をあげることができます。

1-2.ソールを保護する役目。ワックスはトリートメント

また、ワックスを入れることでソール面の保護にもなります。

もちろん、スノーボードの板にワックスを入れなくてもスノーボードは滑ることはできますが、よく板が走るようにワックスを入れてメンテナンスしてあげることで、よく走るし、ソールが長持ちするのです。

スノーボードのソール部分は何もせず、ほったらかしていると、酸化、と言って表面が白くなってしまいます。ソール面に潤いがなくなっている状態です。

髪の毛に例えると、ロングヘアの場合、ケアも何もしないと髪の毛も傷んでボサボサになります。大事に扱うにはトリートメントを入れてケアしてあげます。

スノーボードのソールも同じ。

ソールが白く参加してしまったら、板に潤いなく、カッスカスになっている状態と同じ。ワックスというトリートメントを入れてあげることが大事です。

1-3.ワックスにも種類がある

このワックスにも種類があります。

簡易スプレーを使う

固形ワックスを塗る

ホットワックスを塗る

です。

これも髪の毛に例えると、

トリートメントスプレーをかける

お風呂でトリートメントを入念にする

美容室でトリートメントをしてもらう

ぐらいに違います。

上から順番に、手軽→面倒ですが、そのまま効果時間はその日限り→長持ちする、です。

詳しくは次の章で説明しましょう。

2.いざ買おうと思ったら、、、スノーボードワックスっていろんな種類が!おすすめは?

はい、すでにちょっとお話ししましたがスノーボードワックスには種類があります。

簡易スプレー

固形ワックス

ホットワックス

の3種類が大まかです。

2-1.簡易スプレー

簡易スプレーは実に簡単。ソール面にスプレーを吹きかけるだけでワックスが入ります。仕上げにコルクでソールをこすってならします。

簡単な分、すぐに剥がれます。早ければ1、2本。午前、午後と行う方が効果を感じられるでしょう。1日は正直持たないと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ガリウム スプレーワックス オールラウンドワックス G220 SX0012 220ml 全雪質
価格:2,380円(税込、送料別) (2024/8/29時点)

楽天で購入

2-2.固形(生塗り)ワックス

固形ワックスは生塗りワックスとも言われます。

そのままワックスをスノーボードのソールにこすって付着させます。

ワックスをこすってソール面にかけた後、コルクでワックスをソール面に入れ込むようにこすります。

しっかり入れ込むとそれなりにソールはツヤを取り戻すでしょう。コルクでしっかり馴染ませるのがコツです。

こちらも持って1日。

水分の多い時期(春スノーボードなど)では雪面に汚れが浮き出て、ソールが拾いやすいので、午前、午後でワックスした方が良いこともあります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Beaver wax ビーバー ワックス 香り付き コレクション スノーボード チューンナップ
価格:3,300円(税込、送料別) (2024/8/29時点)

楽天で購入

2-3.ホットワックス

そして3つ目、ホットワックス。

これはスノーボード用のアイロンで固形ワックス(ホットワックス用)を溶かして、ソール面にワックスを入れ込みます。

専用のアイロンが必要となるため、手間はかかります。

ゲレンデで自分ではできないので、事前に自分で行うか、ゲレンデにあるワックスサービスを利用しましょう。

ゲレンデでのワックスサービスはそれぞれですが、1回1,000円から2,000円くらいのようです。

内容としては、時間は約30分で、ソールのクリーニング、ホットワックス、ブラッシングです。

こちらのサービスを受けるとソール面の輝きが戻ります。

熱をかけてワックスをソール面に浸透させるので、ワックスのもちもいいですね。

時期にもよりますが、数回の滑走回数は持つでしょう。

滑る雪質にもよりますが、1ヶ月ぐらいは効果を発揮する人もいるでしょう。

毎回でなくても良いですが、ホットワックスを繰り返し入れることで、ソールの滑走能力は向上します。

かつ、ワックスの持ちも良くなります。

ソールのツヤがなくなってきたらホットワックスをするタイミングともいえます。

自分自身でホットワックスする場合は専用アイロンを用意する必要があります。

普通のアイロンでもできなくはないですが、初心者の方は温度調整が難しいので専用アイロンを購入することをおすすめします。

3.誰でもできる!スノーボードにホットワックスをかけてみよう!

自分でもホットワックスはかけられます。

そして自分ですると板により愛情がかけられるので、自分の板が愛おしくなりますよ^^

1年に何度も滑りにいく方はぜひホットワックスの方法を知って、やってみましょう!

3-1.ホットワックスに必要な物品と準備

・ワックス
・ワックス台
・アイロン
・ワクシングぺーパー
・スクレーパー
・ブラシ

アイロンをかけるにあたり、あると便利なのはワックス台と呼ばれる、スノーボードの板を固定させる台。

それぞれのワックス会社でも販売されていますし、100円均一の道具を駆使して作成する方もおられます。

また溶けたワックスが床に落ちることがあるので100均などでシートを準備することをおすすめします。シートはスノーボードの板以上のサイズがあればなんでも大丈夫です。

3-2.これを抑えれば失敗なし!なワックスをかける手順

シートを引き、スノーボードを固定する準備ができれば、アイロンのスイッチをオンにし、ワックスが指定する温度に設定します。

アイロンが温まれば、ワックスをアイロンに擦り付け、熱で溶けた部分をスノーボードにこすりつけます。

もしくはアイロンにワックスを当てながら、ポタポタとスノーボードのソールに垂らしていく方法もあります。

ソール面に十分なワックスが乗れば、均等にワックスを伸ばすため、ワクシングペーパーを使用して、アイロンをソールに当てて行きます。

この時、アイロンの熱でソールが焼けてしまうことがあります。

ソールが焼けると、そこにワックスが入らなくなってしまうので注意しましょう。

コツはアイロンは常に板の上で滑らす(動かしておく)ということです。

そして、ワクシングペーパーを使用するのは汚れが取れるのと、ワックスを均一にかけやすくすること、アイロンによるソール焼けを予防する、です。

安くあげたい方はキッチンペーパーでも代用できますが、強度はあまりなく、慣れていない方ほどスムーズにはかけられないので、初心者さんはワクシングペーパーを使用されることをおすすめします。

以上のことより、必要なのは専用アイロン、ワックス(ホットワックス用)、スノーボードを固定する台など、ワクシングペーパー、台の下に敷くシートがまず必要です。

私は最近、ワックス台が壊れてしまったので、シートを引いてそのまま直接板を置いてワックスしています。できないことはありませんが、やりづらいですw

と、工夫すればなんとかなる、ということも頭の片隅あるといいかもしれません。

ここまでで板にホットワックスをかけられたのですが、このあと、不要なワックスを剥がして、ブラシをして仕上げるという工程も必要です。

かけたワックスが冷えたあと、スクレーパーという専用のプラスチックの定規用のものを使用しソールの表面の余っているワックスをはがします。

ソールに対して斜めに当てて余分なワックスをはがします。

(スクレーパーは使用すると角が取れるので、ヤスリで再度角を出す必要があります。直角にすることが望ましいのでヤスリが直角に当てる工夫が必要です。簡単にできる専用のヤスリもあるので面倒な方はそちらを準備されると簡単です!)

スクレーパーで不要なワックスをはがすことができたら仕上げにブラシをかけます。

これは、ソール面に詰まっているワックスをかき出して整えてあげることで、より滑走性が上がるためです。

ソールには雪面でよく走るように水、雪の通り道として細かく溝が入っています。この溝をストラクチャーと言うので知っておくといいですね。

(ストラクチャーは安いグレードの板やスノーボードの板によっては入っていないことがあります。RIDEは入っています)

基本のブラシはナイロンと馬毛。

まずはナイロンブラシで不要なワックスをかき出したあと、馬毛のブラシで板のツヤを出して仕上げます。

これで完璧です!

スクレーパー、ブラシが面倒な方は、最近でははがさないワックスも出ているのでそちらをおすすめします!

(ガリウムのヌリッパ、コスラボワックスなどから出ています)

ちなみにスクレーパーでワックスをはがすとワックスのカスがでます。カスが出ても大丈夫な環境でワックスをはがしましょう!

3-3.スノーボードのホットワックスの手順まとめ

1、ワックスをかける環境を整える

(シートを敷く、スノーボードをワックスできるように固定する)

2、アイロンを指定温度に温める

3、アイロンでワックスを溶かしながら、ソール面にかけていく

4、ワクシングペーパーを使用してワックスを均一にソールになじませる

5、ソールの温度が下がれば、スクレーパーを使用して余分なワックスをはがす

6、ナイロンブラシ、馬毛ブラシの順でソールを仕上げる

4.初めてそろえるならスノーボードワックスはセットがおすすめ!?

ホットワックスのこととなるとつい熱が入ってしまいました。。

それぞれのワックスには単品売りとセット売りがありますの。

初めて購入するのであればセットの方がお得です。

簡易スプレーのセットでも一緒にコルクがついていたり、ブラシが付属していたり、と使えるものが添付されている可能性が高いです。

ゲレンデで売っているものもすぐに使えるアイテムがおいてあります。

その中でおすすめかつ、よくおいているのがガリウムの簡易ワックスセット。

簡易ワックススプレー、固形ワックス、リムーバー、コルク、ナイロンブラシがセットになっています。応急処置には十分なセットです。

約2,000円なのでグループで来られている方はみんなで買えば安くすみますね。コルク、ナイロンブラシは壊れるまではずっと使えるものなのでお得感はあります。

ゲレンデでとりあえず使いたい!応急処置的に使いたい!っていう方にはオススメのセットです。

そして、ホットワックスに興味のある方。

家で自分でワックスしたい、ホットワックスするための物品を揃えたいけど何も持っていない、という方はセットのものを選ぶと全て入っているので安心です。

おすすめはガリウム、もしくはマツモトワックスです。

どちらも日本のブランドで、信頼のできるところです。

それぞれが、アイロン、ワックス数種類、ワクシングペーパー、スクレーパー、ブラシなどがセットになっています。

ワックスの説明書も入っているのでホットワックス初心者さんにも安心です。

ワックス台が不要ならこれで全てそろいます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ガリウム GALLIUM ワックスセット ワックススタンド セット TRIAL TOOL SET 000165 + DBS-WS1602
価格:13,701円(税込、送料別) (2024/8/29時点)

楽天で購入

ワックス台を含む、全てがそろうのはこちら。これがあればしばらくは困りません。

色々と物品をそろえるのが大変!とか、そんなスペースないよ!っていう人の場合。

スノーボード用品の購入元がプロショップだった場合に限りますが、ワックススペースを使用させてもらえることがありますので確認してみるといいですよ。

そういう意味もあって、私はプロショップでのスノーボード用品の購入をおすすめしています。

ショップがあることでつながる人は一生の宝になることが多いですから!

いや、これほんとです。私も他のスノーボーダーも感じています。

アフターフォローもしてくれるところも多いので近くにあればチェックしてくださいね♪

5.まとめ

あなたの愛用のスノーボード。ぜひ長く使えるようにワックスかけてメンテナンスしてあげてください。

ワックスの手間をかけることで、スノーボードが良く走り、かつ長持ちします。

初めてで何買って良いの?ていう方はガリウム、もしくはマツモトワックスのセットを購入してみるのがおすすめです!

ではより良いスノーボードライフを!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次