スノーボード初心者さんが知りたいこと!起き上がり方のコツ

スノーボードを始めたばかりの時期にはたくさん転んでしまうことは仕方ないです。両足が固定された状態で転ぶと起き上がるのが結構大変。でも実はコツを覚えればスムーズに起き上がれるのです。

起き上がり方のコツを覚えれば体力消耗も最小限です。かつ、さっさと起き上がってしまえばこけていることもばれないかもしれません。ということでスノーボード初心者さんが密かに知りたかった起き上がり方について話しましょう。

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スノーボードは初心者さんはまずいっぱいこけてしまうもの!

スノーボードとは、両足をスノーボードの板に固定して横に向かって滑っていくアクティビティ。そう、板を足に固定しているので左右の安定は確保されていますが前後の安定はあまり確保されていないのです。スノーボードに慣れているのであればバランスがうまく取れて簡単にはこけませんが、初めて行う場合や初心者さんにとっては慣れていないので初めのうちはバランスをとることが難しいかもしれません。

そのためスノーボードに慣れていない初心者さんほどこける回数が増えてしまうのは至極自然なことなのです。こけることを恥ずかしがる必要はありませんよ。トッププロだって初心者の時はもちろん、現在でもこけることはもちろんあるのですよ。たくさんこけた人が上手くなっているのでこけることを恐れずどんどん挑戦していきましょうね。

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それでもこけているのを見られるのが恥ずかしいという方は人気のゲレンデよりもアットホームで比較的マイナーなゲレンデでスノーボードを始めることをお勧めします。他の人の目があって上達しないよりかは黙々と練習できるゲレンデで思い切り滑る方が早く上達してより楽しくなるので、あなたの性格に合わせてその辺りも考慮してみましょう。

起き上がりの前にあなたは安全なこけ方をしていますか?

まずはスノーボードでこけることは恥ずかしいことではない!ということがわかったところで怪我の少ない安全なこけ方をおさらいしましょう。安全なこけ方ができれば起き上がりもスムーズにいきます。

こけ方で最重要項目は体全体を使ってボディーでこけることです。手をつくのは絶対ダメです。手をついてしまった場合、最悪の場合骨折しかねないからです。細いところほど骨折しやすいのでボディを上手に使ってこけることを心がけましょう。

基本的なスノーボードのこけ方として前にこける方法と後ろにこける方法があります。おそらくこの2方向が多いと思います。たまに違うこけ方もしますが前後の2方向が最も多いはずですのでそれぞれ確認しましょう。初心者さんは特に意識してみましょう。

前にこける場合はまるでホームベースにスライディングするかのようにこけましょう。両手を前に出して腕全体もしくは胸から滑り出すイメージです。膝を曲げて足も軽く上げた方がスノーボードが雪面に引っかかることがなく、こけることができます。イメージはスライディングです。まずは止まった状態から前にスライディングしてこける練習を何度かしましょう。

次に後ろにこける時。想像してください。膝を伸ばした状態で後ろにこけるのと、膝を曲げて小さくなってこけるのとどっちが痛いでしょう?膝が伸びている状態ですよね。なので理想としては膝を曲げた状態でこけるのがベストです。さらに背中を丸めてコロンとこければさらにダメージが少ない気がしませんか。そう、イメージはダンゴムシになりましょう。膝を曲げて背中を丸めるイメージでコロンと後ろにこけてみましょう。これも止まった状態で何度も練習することをおすすめします。

初心者さんほどこけます。こけ方も慣れていないので痛い思いをすることもあります。できるだけ痛い思いをしないように、私はプロテクターの着用をおすすめしています。

私が本当に初めてのスノーボードをした時はタイツの中にお尻の部分にバスタオルを入れてクッション代わりにしました。その当時は知りませんでしたが、ケツパッドと呼ばれるヒッププロテクターがあるのでそちらを着用されることをおすすめします。

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最近のプロテクターは性能高く、薄いのに衝撃吸収性が高く、身につけていてもウェアのシルエットを損なわないものが多く発売されています。私はARKのお尻と膝を守るプロテクターを使用していますがフィット感もよく、細身のパンツを履いていても着用可能です。昔よりも改良されていて本当におすすめなので是非チェックしてくださいね。

お尻もそうですが頭ももちろん大事です。頭を打って脳しんとうを起こすと大変です。ひどい打ち方をすれば脳挫傷の可能性もあります。特に雪のコンディションが良くない雪面がかたい時は是非ヘルメットも準備するといいでしょう。ヘルメットはごつい感じがして嫌、という方はSANDBOXのツバがついたタイプのヘルメットが抵抗なくつけられるかと思うのでそちらも是非チェックしてみてください。

安全にこけるために、できるだけけがの少ないこけ方とけがを防ぐためのプロテクターについて話させていただきました。取り上げたメーカーはほんの一部ですのでお好みのアイテムが見つかれば幸いです。

初心者さんが知りたかった!起き上がり方のコツ

安全なこけ方まで理解すれば最後は起き上がり方です。うまく起き上がれなくて体力消耗した方、たくさんおられると思います。たくさんこけることで起き上がり方も慣れてきました。初めはわからないのでジタバタしたものです。初心者さんでも知っていると楽に起きあがれるかと思いますので頭に入れておきましょう。

前にこけた場合。もしかしたら頭が谷側になっているかもしれませんね。その場合、まずは頭を山側に向ける方がいいです。お腹を支点にうつ伏せのまま体を回転して板が谷側、頭が山側になるように動きましょう。そしてそのまま両手を雪面について体を起こします。この方法を使えば楽に起き上がることが可能です。

後ろ向きにこけた場合。この場合は山側に頭がある場合が多いでしょうか。もし谷側に頭がある場合は山側に頭が向くように体を動かしたほうが起き上がりやすいかと思います。体は仰向けの状態なのでそのまま上体を起こして、背中側の雪面に手をつき起き上がることが可能です。

しかし、斜度が緩い場合はこれが起き上がりにくいのです。うまく起き上がれなくて何度も何度も同じ動作を繰り返したか、という方もおられるでしょう。片手は板のつま先側を持って、片手は雪面を押して起き上がる方法をとるか、それでも起き上がりにくい場合は、寝転んだ状態で足を上げて板を上げてうつ伏せに持って行き、両手で雪面を押さえて体を起こし起き上がる、という起き上がり方をしたほうが楽に起き上がれますので知っておきましょう。

最も起き上がりやすい方法はうつ伏せから両手で雪面を押さえて立ち上がるという起き上がり方だと私は思っています。実際、パウダーの際にもこけて埋もれた場合はうつ伏せになってから体を起き上がらせたほうが早く立ち上がることできます。

こけて、起き上がる、の動作は必ずする動作なので初心者さんも色々試して自分の起き上がりやすい動作を獲得しましょう。

まとめ

スノーボードでは初心者さんにまず知っていて欲しいことは、初めはたくさん転んでしまうということです。うまくなる上でこけることは必要な過程なのです。なので恥ずかしがらずにどんどんこけてうまくなりましょう。

そしてこけた後は起き上がる。その起き上がり方も知っていれば楽に起きあがれるのです。困った時はうつ伏せ、そして頭は常に山側、それを意識してこけてもさらっと起き上がりましょう。

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