まいど!プロスノーボーダーのえいこです。
スノーボードが大好きなあなた。
冬以外でもスノーボードがしたい、上達したいあなた。
夏の間にスノーボードのオフトレしませんか?効果的なオフトレができればシーズンがより楽しくなります。
オフトレできる施設について紹介します。
(記事にはPRリンクを含みます)
1.雪の上でスノーボードしたい!なら室内ゲレンデ施設でオフトレしよう!
スノーボードって言うぐらいだし、やっぱり雪の上で滑りたい!って言うあなた。
日本には室内ゲレンデがあることを知っていますか??
スキーバブルの時代はたくさんあった室内ゲレンデも、2024年9月現在、残念なことに新横浜にあるスノーヴァ新横浜と山梨にあるカムイ御坂の2箇所だけになりました。
施設の老朽化や維持が難しくなったところが多いようです。スキーバブルから30年以上。
いろいろと過渡期なのかもしれません。
スノーヴァで使用される雪はポリマーを凍らせて使用しています。バーンとしては少し固めです。
ヘルメットをはじめとする、プロテクターをしっかりつけて滑走することをすすめます。 コケたら結構痛いですよ!
1−1.屋内ゲレンデのレイアウトは?
それぞれの施設でゲレンデレイアウトは違います。
どのスノーヴァ施設もジャンプ、ジブ、アールがあります。溝の口はパイプ地形もあります。
それぞれアイテムが設置されており、十分にスノーボードのオフトレができますね。
それぞれの施設は定期的にパークレイアウトが変更となりますので、好みのレイアウトであるか、ホームページでチェックしましょう。
山梨にあるカムイ御坂はハーフパイプがあります。滑走時間は1stと2ndがあり、整備したてのキレイなハーフパイプを滑りたい場合は1stで滑ることをオススメします。
しかし、壁がキレイな分、上手い人が滑ることが多い1st。
上手い人がいると緊張して入りにくいですが、
・お手本を見ながらなのでいいイメトレになる
・上手い人は自分のリズムがわかっているので、初心者の方が滑っていても気にしていない
なので、1stで滑る方がおすすめです。
どうしても気がひける、混んでいるのが嫌、なら2ndでも良いと思います。
1-2.屋内ゲレンデでの服装はどうする?
どこの室内ゲレンデ施設も、雪の上を滑るので冬にするスノーボードとは大きく変わりません。
屋外よりも狭い、短くはありますが、夏に雪で滑れる環境があることはありがたいことですね。
新雪が降ることはなく、雪面が硬いことがあるのでプロテクターをしてケガの予防に備えましょう!
室内ゲレンデを滑る際の服装はウェアを着用すること、です。
ウェアの上を着るか着ないかはそれぞれの好みです。パーカー着ている人も多いですね。一番寒いだろう、という想定で着るものを調節されるといいでしょう。
初心者さんの場合、不安な方はレッスンを受けられることをオススメします。
また、スタッフの方とコミュニケーションをとって不安を減らして滑りましょう。
焦りは禁物です!
2.夏も外でスノーボードしたい!なら人工芝スノーボード施設でオフトレしよう!
冬にスキー場としてオープンしているゲレンデの中には人工芝を敷いてスキー、スノーボードできるオフトレ施設があります。
兵庫県では大屋スキー場や、群馬県丸沼高原スキー場、長野県では野沢温泉スキー場、新潟県かぐらスキー場、山梨県ふじてんスノーパークなど緑のゲレンデを滑走することが可能です。
サマーゲレンデと言われますが、年々減少している傾向があります。
2−1.人工芝によって違いがあるから気をつけろ!
人工芝は種類によって滑りやすさも変わります。
芝の硬さによってはソール面の焼きつきがあることも。
ピスラボの場合はソール面の焼きつきができることがあるので、特殊ですがソール面をアルミにしたりすることもできるようです。
かぐらスキー場近くではソールの張替えをしてくれるところがあるので、希望の方は使わなくなったボードを張り替えて使用しましょう。
「この冬も今あるスノーボードを使いたい」という方はボードレンタルされた方がいいでしょう。
ソールが焼けた状態だと、その箇所にワックスが入らなくなってしまいます。
ソール面に滑りの差があれば、それだけ滑走性を損なってしまうことを知っておきましょう。
2−2.人工芝をスノーボードで滑る時のポイントは?
人工芝を滑る際の上達ポイントは「ゴールの方向をしっかりみる」です。
こけるときはだいたい足元を見たときです!
雪上なら前を見れても、人工芝の場合は慣れていないことからついつい足元を見がち。
近いところを見ると少しの視線の動きでも頭が動いてしまいます。
人間の体の中で最も重いところは頭です。
近いところを見ると時線の動きに合わせてついつい頭も動いてしまうのです。
体の最も重たい部分が動けば、その分体はブレます。
以上のことから、人工芝を滑る際の注意点は一つ。
できるだけ遠く、ゴールを見ながら滑る、ってことですね。
慣れてくるとカービングやコブもいけるらしいですよ!?
2−3.人工芝でスノーボードする時の服装は?
人工芝を滑る際の服装ですが、絶対長袖を着用することをオススメします。
なぜなら、こけた時に半袖など肌の露出があると紛れもなく痛いです。肌の露出は控えましょう。
下はスノーボードウェアでもいいし、暑い時期ならレギンスに海パンでもいいですね。
人工芝でこけると痛いので膝パッドや肘パッド、ケツパッドもあると安心ですね。プロテクターをオススメします。
ヘルメットはもちろんつけましょう!
施設によっては初心者さんには講習をしてくれるところもあるので、スタッフの方に確認して見ましょう。
初めての旨を伝えれば、アドバイスがもらえるところが多いので活用しましょう。
サマーゲレンデはアソビューで割引を受けられることがあるので、行く前にサイトのチェックがおすすめです。
3.スノーボードでジャンプの練習したい!ならマットジャンプ施設でオフトレしよう!
スノーボードのジャンプに特化して練習したい!
スノーボードでジャンプに挑戦したい!
という攻めの姿勢を持ってオフトレしたいあなた。
ジャンプを練習するには空中感覚を養うトランポリンや、実際にスノーボードでジャンプするマットジャンプ施設があります。
3−1.ジャンプを養うならトランポリンかマットジャンプか
ジャンプで必要なのは空中での感覚です。まずはトランポリンで空中感覚を養うといいです。トランポリンを利用して空中のピークの状態をコントロールできる感覚を養いましょう。
この感覚があるとジャンプが安定します。
トランポリンのある施設はX-tech大阪やX-tech埼玉があります。
スケートボードもできるのでヨコノリ感覚も養えますね。
マットジャンプ施設にはキングスやクエスト、バグジャンプ、フライヒルなどがあります。数年前より各地にできたので最も行きやすいスノーボードオフトレ施設かもしれませんね。
3−2.ランディングの形状で施設を選ぶ
私としてはマットジャンプ施設を選ぶ際はバグジャンプよりも、ランディングという斜面に着地するタイプの施設を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、雪の上ではランディングに着地するからです。
リアルにジャンプを練習する感覚はランディングのある方が実際のジャンプの感覚に近づくでしょう。
マットジャンプ施設には、ほとんどのところが初心者用から上級者用のレーンがあります。
人工芝が初めての方用にフリーランゾーンを設けているところもあります。初心者スノーボーダーさんはフリーランゾーンがある施設を選びましょう。
なぜなら、まずは人工芝を滑ることになれないとケガをするリスクが高いからです。人工芝の上でこけると結構痛いです。それにスノーボードで滑るのでそれなりにスピードが出ます。なので、安定して人工芝で滑れるようになればケガのリスクも下がるため、まずはちゃんと滑れるように練習をする必要があります。
特に初めての方や初心者さんにはスタッフの方が初心者講習をしてくれるところも多いので、まずは初めてであることを伝えてしっかりと教えてもらいましょう。
3−3.マットジャンプ施設での服装は?
マットジャンプ施設での服装は、下はウェアのズボンをはく方やレギンスに海パンの方がいます。これはその時の気温に合わせて変えましょう。
マットの滑りのためや人工芝を抵抗なく滑るために散水システムを使っているところも多いので、濡れやすいということも知っておきましょう。
私は中は水着を着用していました。結構濡れるので。
夏はロンTにレギンスと海パンで、寒くなってくると上はパーカーでしたはレギンスと海パン、もしくはスノーボードウェアを着用しています。
夜は冷えることがあるのコーチジャケットを着たり、濡れるので着替えを多めに持っていくことも快適に練習するためのポイントです。
濡れるので軍手はマストです。こけると芝でボロボロになるので冬につける予定のグローブはおすすめしません!軍手で十分ですね。
3−4.マットジャンプ施設で使用できるスノーボードは?
ジャンプした後はマットに着地するため、スノーボードのエッジは全て落とす必要があります。エッジが鋭いと着地でマットが切れる可能性があるためです。そのため、持ち込みのスノーボードはダリングと言って全てのエッジを丸めます。
オフトレに練習に来る方はレンタルボードを借りるか、自分のスノーボードをオフトレ用にエッジを丸めるかのどちらかになるので知っておきましょう!
そのため、オフトレにどのくらい行くのかを考えてレンタルにするのか、オフトレ用のスノーボードにするのか考えましょう。
4.まとめ
スノーボードの上達をしたい方はオフトレ施設を利用するといいでしょう。
施設としては室内ゲレンデや人工芝ゲレンデ、そしてマットジャンプ施設がメジャーです。
ジャンプに興味のある方はトランポリンで空中感覚を養うこともおすすめです。
自分の近くにあるオフトレ施設を利用して、もっとスノーボードを楽しみましょう!
アソビューで予約すれば割引もあるので、探してみてくださいね。