まいど!A子です。
スノーボードが上手くなってくると何か技をしたくなりますよね。パークに入るのもまだ怖いし、っていうことでグラトリに挑戦しませんか?
グラトリに挑戦するためにはスノーボードの板のスタンスはどのぐらいにすればいいのかを紹介します。
トライしやすいグラトリのテールプレスのやり方も紹介します。
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1.スノーボードのスタンスでグラトリは変わるのか?
スタンスを変える事でグラトリのやりやすさは変わるといえます。
トリックがやりにくい!と感じたらスタンスを変えてみるとできる可能性もあるので気になる方は試してみましょう。
一般的に基本のスタンスは肩幅よりやや広めで、膝を曲げやすいことが大事です。
具体的にどのくらいかというと、ライダーの平均データを見て170cmの身長でスタンスは54−56cmぐらいのようです。本人の体重でも変化するので前後はあるので注意を!
女性の場合は158cmで48−50cmぐらいが多いようです。
このデータのスタンスを参考に自分で肩幅やや広めが何センチになるのか測ってみるのがいいかも知れませんね。
また、それぞれのスノーボードの板自体に推奨スタンスと呼ばれる、構造上板のスペックを最も発揮しやすいであろうスタンスが設定されています。
推奨スタンスを基本に狭めたり、広げたりと調整するのがスムーズでしょう。
板の長さについての記事は
グラトリが上手くなりたい!スノーボードの板の長さや硬さはどのぐらいがベスト?
こちらを参考にしていただくとわかりやすいのでどうぞ!
では具体的にスタンスの広さでどう変わるのかお話しします。
ちなみにスタンスを広げるのは1cm単位ぐらいずつ調整しましょう。
1-2.スタンスを広めにする
スタンスを広めにすると期待できる効果として
・自然と重心が下がるので安定感が増す
・ノーズ、テールに乗りやすくなる(マニュアルやプレスがしやすくなる)
・スノーボードが短く感じ、取り回しが良くなる(スピン系トリックが行いやすくなる)
ですね。スタンスが広いので重心が自然と下がって滑走時の雪面に対する安定感は増します。
ノーズとテールが短めになる分、テールだけ、ノーズだけに体重を乗せて行うテールプレスやノーズプレスというトリックも行いやすくなります。
考えられるデメリットとしては
・常に重心が下がるので疲れやすいこともある
・膝のクッション性が下がることがある
・ボードへの荷重は得意だが抜重が苦手になりやすい
です。
スタンス広めであるので膝を簡単に曲げれる反面、膝をよく使い疲れやすくなります。
自然にスクワットが入る感じ、と想像できますね。
また、ポジションが通常よりは低いのでその分膝のクッション性は下がると言えます。
スタンスが広い分、抜重が遅れやすいのでオーリーやノーリーというトリックは高さが出しにくいです。
1-2.スタンスを狭めにする
グラトリをメインでスノーボードしたい人は狭めにする人は少ないかも知れませんが、期待できる効果として
・膝のクッション性が上がる
・膝の自由度が上がるため加重、抜重が行いやすい
・エッジングの操作性が上がる
です。高速ライディングの場合に操作性が上がりやすくなります。
グラトリは基本、低速で行うので期待できる効果はないかも。。
膝の自由度が上がるのでオーリーやノーリーの高さは増すでしょう。
板のしなりを使いやすくなるのもありますね。
考えられるデメリットは
・重心が上がるため安定性はあまりない
・スノーボードが長く感じるのでスピン系が苦手になる
でしょう。
テール、ノーズは長く感じるのでスピン系トリックの時に引っかかりを感じることもあるでしょう。スピン系トリックを行いたい方はスタンス広めで、スピンする感覚を覚える方が上達が早くなります。
重心が上がるのでリカバリーは取りにくいので参考にしてください。
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2.スノーボードのスタンスを変えてやりたいグラトリに挑戦する
以上を踏まえるとやはりグラトリをするには推奨スタンスよりも広めがトリックをしやすいでしょう。
人それぞれ体型は違うので何センチが!とは言えません。
まずは肩幅より広めに足を開き、そのスタンスで滑る。
そして徐々に広げてみる、と調整するのが良いでしょう。
スノーボードのスタンスをいじるのは多少面倒ですが、スタンスを変えるだけでトライしたかったトリックができるきっかけになる事もあります。
なんか滑りにくいなどの違和感を感じた場合はスタンスを変えてみましょう。
スタンスを広げるとプレストリックが行いやすくなります。
2-1.テールプレスの場合(ノーズプレスはテールの逆)
まずはスノーボード板が滑らない止まっているところで練習します。
板のセンターに乗り、徐々にテールに重心を移します。
テール側(後ろ側)の足を曲げて、ノーズ側の足は伸ばします。
徐々にノーズが浮いてきます。
これ以上行くと倒れる!の手前ぐらいでキープしましょう。
この時、両手は広げて、地面と平行になるようにしてバランスを取るのがポイントです。
感覚をつかんだら徐々にセンターに戻ります。
テールプレスの感覚に慣れてきたら、次はノーリーから一気にテールプレスの形に持っていきましょう。オーリーからでもいいですがきっかけ的にはノーリー→テールプレスの方がリズムも足の踏み方も自然で行いやすいです。
前足で板をはじくのがノーリー。
ノーリーからのテールプレスは
・前足に加重し前足で踏み切る
・後ろ足からテール側に一気に乗る
・テールに乗った時にはノーズが浮いている
・テールに乗ったシナリを使って、後ろ足で踏み切って、オーリーしてノーマルな状態に戻す
が一連の流れです。
2-2.具体的な練習方法は
まずはスノーボードの板をつけずに練習してみましょう。
体の使い方だけならオフトレでも家でもどこでもできますね。
イメージはレギュラースタンスの方の場合は左足が前なので、
左足に乗って踏み切る→右足の膝を柔らかくして着地→しばらくそのまま→右足で踏み切って両足で着地する
が一連の流れになります。
グーフィーの方は逆になるので注意です!
初めての方はプレスが最もトライしやすいトリックなのでぜひトライしてくださいね!
3.まとめ
スノーボードでグラトリをするにはスタンスは広めがやりやすいです。
どのぐらいが広めかというと、身長体重など個人差がありますが、スノーボードの推奨スタンスを参考にすることと、自分の肩幅広めプラスαです。
スタンス広めにしてぜひテールプレス、ノーズプレスなどグラトリに挑戦してみてください!
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